補講授業

「並行輸入品と書いてあっても出品をしない方がいいもの」についてです。
並行輸入品の記載があれば全部出品していいと思っていました…


すべての商品がそうとは限りませんが気をつけておかないと
アカウントが停止してしまうなどのリスクがあるので
概要をしっかり押さえるようにしましょう。
具体的にどのような商品がリスクがありますか?


・知的財産権に触れているもの
・工場再生品
を挙げたいと思います。
特に工場再生品に関しては全くの無知でした…


補足テキストで詳しく見ていきましょう。
要点を抑えてビジネスをしてもらえればと思います。
しっかり復習しておきます。

補足テキスト
今日の講義は出品に関する注意点として
「並行輸入と記載があっても出品しない方が良いもの」についての講義でした。
並行輸入品と記載があればどんな商品でも出品ができると思い込んでいる人が多いのですが、
中には注意しておかないとアカウントの停止に追い込まれるケースが潜んでいます。
そこで今回は具体的な例として何点か商品を挙げて、
並行輸入品と記載があってもリスクのある商品について解説していきたいと思います。
知的財産権に該当するもの(小売セラーに該当)
並行輸入品と記載のある商品なら全て出品できるかどうかで言えばYESなのですが、
アカウント停止のリスクがないとは言い切れません。
なぜなら商品によっては真贋調査をもらう危険性があるからです。
真贋調査とは簡単に言うと「本物か偽物かを調べる」ことであり、
フィギュア系の商品に対してAmazon側から通達が来ることがあります。
真贋調査は購入者様からの連絡によってAmazon側が対処するという構図になっており、
どの時点で真贋調査が来るかと言う事は判断しづらいと言えます。
真贋調査自体は卸先やメーカーから仕入れたと言う証拠を提示できれば問題ないのですが、AmazonやeBayといった小売から仕入れている場合はその商品が本物であるかどうかを証明することが難しいです。
なので卸先やメーカーからの仕入れを証明できない商品に関しては取り扱いを控えた方が無難といえます。
真贋調査がよく来るとして例に挙げたいのが「amiibo」です。
なぜamiiboが真贋調査を受けやすいかというと、
フィギュア系であることともう一つ任天堂という大企業であることが挙げられます。
任天堂やディズニーなどの大企業は自社ブランドの品質維持を徹底しています。
そのためAmazon側で販売されている商品に対して
本物なのかどうかを確かめる行為が行われていると噂されています。
いずれにしても小売仕入では正規品であるということを証明することが難しいので、
卸売で取り扱えるようになってから販売するようにした方がいいと思います。
工場再生品について
工場再生品自体は出品することができるため問題はありません。
ただし工場再生品に関しては「アカウントの健全性」についてリスクがあると覚えておきましょう。
どういうことかというと、
購入者様が実際にその商品を買った際に品質に納得されず悪い評価をつけられてしまうことがあります。
※評価を削除できる場合もあります。
いくら「工場再生品です。」や「パッケージが異なっている可能性があります。」と記載があったとしても新品とは違うとクレームを受けてしまうとそれまでです。
アカウントの評価は後々の運営に響いてくることになるので
工場再生品の品物を取り扱う事は控えた方が無難といえます。
まとめ
今回は「並行輸入と記載があっても取り扱わない方が良い商品」について解説させていただきました。
「並行輸入品と記載があればどんな品物でも販売して良い」
という認識が間違っていることを納得してもらえれば幸いです。
アカウントの健全性を保ちながら売り上げを伸ばして利益を積み重ねていきましょう。