補講授業
卸取引用のとはどういうことでしょうか?
ネットショップを作ることで、交渉にあたって
「〇〇のネットショップを運営してます。」と交渉材料にすることができます。
メリットはどの程度あるのでしょうか？
数字をいかに用いるかがポイントとされています。
具体的な数字とは、購入個数や販売先の実績数のことを指します。
卸交渉でネットショップの情報を聞かれるケースも多いため、
交渉用の見せるネットショップを持っておくことをおすすめします。
言われたことが何度かありました。
でもネットショップを持っていなかったので結局断られることが多かったです…
もしかしたら交渉がうまくいったかもしれません。
いずれにしても卸交渉ではネットショップを見せることで、
相手側にも信頼を与えることができるため、保持しておくことをおすすめします。
補足テキスト
今日の講義は「卸取引用の見せるネットショップを作ることの意味」についてでした。
小売仕入である程度実績が上がってくると、卸仕入に比重を移していくことになると思います。
卸仕入を開始するまでに実践してきた商品リサーチ方法に基づき、
卸仕入れができそうな商品を探したり、仕入先にアプローチをかけるのが卸仕入れの第一歩といえます。
しかし上記のような方法で卸先を探す場合、
ライバルセラーも同様の手法で探している場合が多いため、差別化の面では少し弱い印象を受けます。
より利益を上げていくためには「他の人とは違う方法を取る」のが鉄則なので、
卸仕入れに関しても他の人が取れない卸先を獲得する必要があります。
今回は他の人と差別化するための交渉術として、
「ネットショップを用いる交渉方法」を記載していきます。
卸交渉先用の”みせる”ネットショップを保持する意味
卸交渉先を獲得する方法を調べればいくらでも出てくるほど情報が錯綜していますが、
具体的に稼げる方法はまず無料では公開されていません。
なぜならば誰でも獲得することができない卸先の特徴や獲得方法を公開することは、
自分が不利にしかならないからと考えているからです。
このことからネットや書籍で手に入る情報を基に実践を繰り返しても、
ライバルが多い土壌からは抜け出すことが困難なため、
大きく利益を伸ばしていく事は難しいです。
輸入ビジネス然り他のビジネスでもそうですが、
ある程度経験を積んだら、経験を元に応用を効かせていく必要があります。
電話交渉や“みせる”ネットショップを保持することは、
他の卸交渉しているセラーがあまり取り組んでいないことなので
差別化が十分に期待できます。
要するに「交渉の定型文を作ってメールを送りまくる」といった方法は、
誰もが行なっている基本事項のため、
ライバルが多いため交渉も成立しづらい&継続して利益を上げにくい方法といえます。
上記のことから、他のセラーが取り組んでいないような
卸交渉をすることが非常に重要だと思ってください。
“みせる”ネットショップの作成方法
では実際にネットショップを作成しようとすると、
「費用がどのくらいかかるかわからない」
「作るのがめんどくさそう」
といったマイナス要因が出てきて作業を妨害します。
一つ一つ整理していくと、あくまで海外の交渉先に見せるものであるため、
無料のネットショップで問題ありません。
重要な事は「トップページのレイアウト」なので、
商品のラインナップなどがわかる状態であれば、
見せるネットショップとしての意味を成してくれます。
無料のネットショップ作成サービスとしては「BASE」などを利用しましょう。
用意するものは、メールアドレスと扱う商品ですが、
極端な話扱う予定の商品を棚に陳列しておく方法もあります。
1番ダメなのはトップページを開いたときに、
どんな商品を取り扱っているかがわからない状態を作ることなので、
「私のショップはこんなショップです！」
とわかるような見栄えのものに整えましょう。
“みせる”ネットショップで意識すること
見せるネットショップを作る上で必ず意識しなくてはならないことは、
「専門性のあるラインナップにする」
ということです。
どれだけ取り扱いの点数が多くなったとしても、
商品ラインナップがバラバラだと相手からすると、
商品をわざわざ卸で販売する意味が薄くなってしまいます。
また交渉の際に取り扱いジャンルに専門性があるネットショップであることを
売りにできるというメリットもあります。
少々手間ですが卸仕入を検討する商品のジャンルでの
ネットショップを都度作ることをおすすめします。
交渉の際に専門性があるかどうかは自身の強みになるので、すぐに作成しましょう。
まとめ
今日の講義は「卸取引用のネットショップを作成する意味」についてでした。
卸交渉を進めていくことは、利益を追求する上で避けて通れない道ですが、
具体的に卸交渉の成功した方法を解説してくれる人は多くありません。
しかし確実に取り組むべきこととしては、
「ライバルと同じ土俵で戦わない」
ということが非常に大切な考え方となります。
そこで今回のような「“みせる”ネットショップ」について解説しましたが、
実際にどの程度の人が実行に移すかわかりません。
いくら無料でできるとはいえ、
慣れないことをするのは容易ではないためライバルの増加は抑えられます。
要するに行動した人が勝ち抜けます。
0→1が最も大変ですが、
そこを乗り切ればあとは倍々でことが進むようにできてます。
とにかくライバルとの差別化を意識しましょう。
