補講授業





しかしせっかくメールではなく電話で交渉するのですから、
電話相手とのコミュニケーションも取ってみるようにしましょう。
うまく話をする事で、その相手先からは購入することができなかったとしても、代理店の紹介をしてくれる可能性が高まります。
掛け率の大きいメーカーに問い合わせて、
そこから代理店を紹介してもらうトップアプローチが卸交渉での一般的な方法といえます。
逆にネットショップへの卸交渉はボトムアプローチです。
この方法とは逆ですが、卸交渉の第一ステップとして取り組むとトップアプローチの卸交渉の際に役立つことが多いです。
ちなみに交渉に際して英語が話せない場合はどうしたらいいでしょうか…?


ゆくゆくは作業を外注化していくことが必須なので
部分部分でできる外注化を推進していくようにしましょう。
その際に用意するべきものについても記載したので確認してくださいね。
ありがとうございます。
早速外注さんを探して交渉してもらえるようにします!


外注化するにあたって何をすればいいかわからなくなったら、
補足テキストを参照にしてもらえればと思います。
補足テキスト
今日は「電話交渉」についてでした。
電話交渉はメールでの交渉とは異なり、
スピード感や卸取引の可否がすぐにわかることから最もお勧めしたい交渉方法です。
しかし交渉するにあたっては、英語がある程度話せる人でないと、
うまくコミニュケーションが取れないため、交渉が頓挫するリスクがあります。
そこで選択すべき手段として「交渉の外注化」があります。
これはクラウドソーシングサイトから、
「海外メーカーへの問い合わせ」などで募集をすることで成立することが多いです。
今回はそんな電話交渉にあたっての確認事項と外注化をする上で
用意するべきことについて解説しようと思います。
電話交渉での確認事項
卸交渉を電話でする場合、確認しておくべき項目は、
・価格
・数量
・納期
の3つです。
自分で確認するならば、これらの項目を押さえておけば特に問題は起こりません。
卸の可否を聞き、OKならば希望の数量を伝え、メールを送るよう伝えて一件落着です。
※個人的な感想として、有名なメーカーに問い合わせる場合は
9割くらい代理店を紹介されると思います。
その中で日本の代理店に回される場合もあり、
日本の代理店の場合は法人でないと取引してくれないところも多いため見極めが必要となってきます。
電話交渉を外注化するにあたって用意するもの
上記のように自分で電話をかけて交渉するというのも手段の1つですが、
流暢な英語を話せる人というのはあまり多くないと思います。
実際に英語を流暢に話せる人とそうでない人の場合、
相手にこちらの意図がうまく伝わらないことも考えられるため、
英語でのコミニュケーションに問題のない人を雇うことがベターです。
実際にコミュニケーションがしっかり取れている場合は、交渉においていい結果が出やすいです。
そういった人を雇うことを前提として用意しておくものを以下にまとめました。
Skypeなどの国際電話かけ放題プラン
卸交渉では国際電話としてかけることがほぼ大半だと思うので、かけ放題プランへの加入は必須です。
個人的にオススメするのは「Skype」のかけ放題プランで、月額1700円くらいで使用できます。
他にも地域限定のもので値段が抑えられているものもありますが、
ヨーロッパ方面にも交渉することはあるため、上記のプランをおすすめします。
独自ドメインのメールアドレス
電話交渉のゴールは「メール」をこちらにおくってもらうことです。
外注する際には、自分のビジネスメールのドメインを外注さんに伝えて、
交渉の終わりにそのドメインを相手に伝えてメールを送ってもらうようにします。
電話での口頭オーダーは主流とはいえず、やはりメールでのやり取りが主なオーダー方法です。
その際は信用がおける独自ドメインのメールアドレスを取得しておくことをおすすめします。
GmailやYahooメールの無料ドメインだと無料で複数作成できることから、
どうしても社会的に信用がないのが実情です。
そのため「.com」や「.jp」のような末尾のドメインを取得してビジネス上で使っていきましょう。
年間でも2000円もしないので有用性を考えたら確実に投資しておくべきです。
Excelでの指南書
最後に用意するものとしては、外注さんに渡す指南書です。
指南書といっても、
・商品名
・希望個数
・希望価格
・細かい注意事項
の4点をExcel上に転記したもので十分です。
こちらの管理用として「担当者」の名前の欄を設けておくのも検討します。
まとめ
今日は「電話交渉」についてでした。
交渉にあたっての内容をしっかりと押さえ、その内容を元に外注化していきましょう。
自分が行うことのできないことに関しては、
懇切丁寧な指南書を作成して仕事を請け負ってもらうようします。
何度か作業を行えば見えてくるものも多いので実践してみましょう!