本講義





その方法だとすごく時間がかかりませんか?
中でも商品の売れ行きと仕入れ個数を決めるのが1番苦労しています…


今回あざらし君に教えるのは、
・モノゾン
・XDEALER.PRO
・AMZ Seller Browser
の3つで、どれも時間の大幅短縮に繋がるツールですので是非講義が終わってから使い始めてくださいね!


それぞれを簡単に説明すると、
・モノゾン・・・モノレートの月間販売個数を表示
・AMZ Seller Browser・・・検索ページにASINやランキングを表示
・XDEALER.PRO・・・各セラーの在庫数を表示
といった機能です。
詳しい説明は補足テキストに図解してあるので復習してみてくださいね。
今回取り上げた拡張機能3選のほかにもリサーチやビジネスで使うべきものをまとめたものがあるのでそちらも合わせて復習しておきましょう。

今まで手がつけられなかったこともできそうだし明日からも頑張ろう。

補足テキスト
今回の講義では、『商品リサーチに使いたいGoogle Chromeの拡張機能』についての講義でした。
この拡張機能を使うか使わないかで作業時間に大幅な違いが出る事は言うまでもありません。
初期のリサーチの際に1番重要なのは、
「多くの品物に目を通し、利益が出る商品は何かということを実際に感じ取ること」
だと思っています。
ですので一つ一つ利益が出る商品かどうかと言うのを調べていると、
あっという間に1日が終わってしまいますので、今回紹介したツールは必ず使いましょう。
※ Internet Explorerでは今回紹介した拡張機能は無いので、
Google Chromeを取得してからリサーチをするようにしてください。
モノゾン
リサーチ時に必ず使うことになるモノレートの拡張ツールです。
具体的にどういう画面上の変化が起きるかというのは、以下の画像を見比べていただけたらと思います。
拡張機能追加前
拡張機能追加後
画像を見比べてもらうと分かると思いますが、
この数値は従来折れ線グラフから判断していた月間の販売個数です。
数字を見て売れ行きを瞬時に把握できるようになると、
おおよその仕入れ個数まで把握することが可能となります。
あくまで販売個数は目安ですが、
平均月間販売数を現在のカート取得のFBAセラー数で割った時に1以上になったもの
を仕入れると不良在庫になるリスクが抑えられます。
※カート取得のFBAセラーとは、モノレートの「カート価格」から±10%以内のセラーを指します。
例えばカート価格が5000円だったら、カウントするのは4500円から5500円までのFBAセラーです。
【仕入れ目安計算例】
平均月間販売個数が45個で現在のカート取得のFBAセラー数が15人なら、
45個÷15人=3個
となり、目安仕入れ個数は3個となります。
AMZ Seller Browser
日本のAmazonの中で商品リサーチをする際にランキングやASINを表示してくれます。
具体的には以下の画像に機能追加前と追加後を表示しておきます。
拡張機能追加前
拡張機能追加後
この拡張ツールはリサーチ時において、
・ASINを商品ページから探すことを省略できる。
・表示されるランキングからリサーチをする商品しない商品を判別できる。
という2点が非常に優れています。
なぜならASINを商品ページからダイレクトに取得できる、
ランキングを基に商品判別ができると言うのはともに時間の短縮につながるためです。
※詳しく利益が出るかのリサーチをする商品としない商品のランキングの境としては、
100000位以内かどうかで判断されるといいと思います。
ただ商品ジャンルによっては50000位でも平均販売個数が1以下になっている場合もあるので、
ASINをモノレートに入力し販売数を確認して、
セラー1人当たりの月間販売個数が1を上回っていたらリサーチを継続する形をとるのがおすすめです。
また10000位以内の商品については、卸価格で購入しているセラーが多いため、
小売で入手している初心者は赤字になるケースが多いので始めは手を出さないことが無難です。
XDEALER.PRO
セラーがどのくらいの在庫を抱えているかということを把握するのに使います。
拡張機能を入れる前と後では赤い括りの部分にこのように違いが生まれます。
拡張機能追加前
拡張機能追加後
在庫数はあくまで目安で100%正確な数字を出す事は難しかったので、
私が行っていた具体的な使い方としては、
①セラーの在庫数を見て卸で入手しているセラーなのか
小売で入手しているセラーなのかを把握し適正価格を考える。
②在庫数を見て小売のセラーしかいないと判断した場合、
購入してFBA倉庫に納品するまでに競合セラーが消える可能性がどのくらいあって需要を奪えるか。
という2点を強く意識していました。
①に関しては、卸で取得したセラーの商品の場合小売で商品を取得したセラーより、
在庫を抱えていることが予想されるため値段がその価格以上に下がる事は考えづらいです。
なぜならメーカーや卸業者から仕入れている時点で卸で仕入れているセラーは、
小売で仕入れているセラーが赤字になるように価格の設定をしているケースが多いからです。
しかし小売で商品を取得したセラーの場合仕入れ資金の確保のため投げ売りをする場合があり、
一時的に価格が下がるケースがあります。
ですのでセラーの種類を把握することで現在の価格が卸でしか利益が出ないものなのか、
それとも一時的に価格が下落しているのかということを把握でき、
実際に自分が商品を購入したときに赤字になるリスクを最小限にとどめることが可能となります。
②に関してはいかに平均販売個数をもとにストーリーを描けるかということがカギとなっています。
というのも平均販売個数が10個でFBAのカートを取得しているセラーが10人いた場合、
多くの人が仕入れ個数を1個ないし2個にします。
しかし1個しか仕入れなかった場合、
その品物を再度購入し販売するまでに2週間程度かかり販売機会を喪失するリスクがあります。
ですので私は平均販売個数が一人当たり1個の品物を探し、
3〜5個仕入れて供給が減っている2週間〜1ヶ月で全部売るという事を始めの頃取り組んでいました。
1人当たり1つ以上1ヵ月で売れていれば不良在庫になるリスクは低いと考えていたからです。
また新しくその品物を取り扱おうとする人は自分がカートを取得するセラーにカウントすると、
1人当たりの平均販売個数が1を下回るため参入してこないケースが多いことも狙っていた理由です。
このように1ヵ月でどのような販売推移をしていくかを考えて、
仕入れをするとまた違った視点からリサーチをすることも可能となります。
大量の商品を1日の中で見ていくと思いますが、
このような拡張ツールを入れることが自分のリサーチスキル向上につながるため、
例えば、
「どうすれば1時間ないし1日の中で大量の商品を見ることができるか」
というような観点でリサーチを考えると良いと思います。
追記 2019年5月23日時点
この拡張機能は以前まで無料で使うことができましたが、
4月ごろから無料の場合は上位3件までしか検索順位を取ることができなくなりました。
従来通りの検索結果を得るためには月額約1000円を課金する必要があります。
ただしセラーの種類(小売or卸)を把握する必要があると考えているため私は課金して使用しています。
私と同じように出品者の本質を見たい方は課金することをおすすめします。
Amazon FBA Calculator Widget (5/31追記)
このツールはAmazonの商品ページで起動させると、
自動的にFBA料金シミュレーターの数値を入力した状態で表示してくれます。
一つ一つ数字を入力しなくてよくなるので、
時間の短縮ができリサーチ作業をより回転させていくことができます。
実際に使用してみると以下の画像のようになります。
※画像はクリックで拡大できます。
①商品ページから拡張機能をクリック
②数字が入力されているのを確認
いたってシンプルなのでぜひ活用してみてください。
・リサーチはすればするだけ自分の力になる
・いかに作業時間を短縮ないし効率よくできるかということを追求する