商品をリピート仕入れする時のポイント【Amazon輸入ビジネス】

本講義

ひよこ先生

今日の講義は「商品をリピート仕入れする時のポイント」についてお話しします。

よろしくお願いします！
リピート仕入れってなんですか？

あざらし君

ひよこ先生

リピート仕入れは、前に買った商品を再度購入することです。

初めの商品購入と比べると、見つかっている商品を再度購入するだけなので
一見簡単そうですが、気をつけるべき点もあるので合わせて確認しましょう。

なるほどー

 

簡単そうに見えて難しい点とはどういうことでしょう？

あざらし君

ひよこ先生

リピート仕入れでは、

 

・商品の仕入れ価格

 

・商品の販売価格

 

・ライバルセラーの状態

 

・モノレートユーザー数

 

を確認する必要があります。

知っているのと知らないのだと、状況が大きく変わってしまうので
上記の点は必ず確認しておく必要があります。

扱う品物は同じでも状況は刻々と変化してるんですね…

あざらし君

ひよこ先生

前は利益が出てたけど、今はもう利益が出ないということもありますし、
その逆もあるので難しいといえば難しいですね。

 

各項目の細かな点は補足テキストに解説があるので復習してくださいね！

 

今日の講義は以上です。お疲れ様でした！

ありがとうございました！
うまく利益を重ねていけるようにがんばります!

あざらし君

補足テキスト

今日の講義は「商品をリピート仕入れする時のポイント」についてでした。

仕入れた商品を販売し、再度補充して販売の繰り返し

これが最も負担の少ない販売モデルの一例であると思います。

誰もがこの販売モデルの実現のために試行錯誤をしていますが、

うまくいきやすいケースといきにくいケースが当然存在しています。

うまくいきやすいケースとは、卸仕入れや独占販売権を基に販売していく場合です。

これは資金や信用というのもが必要となるため、

ライバルの増加が抑えられることがうまくいきやすいケースの背景にあります。

逆にうまくいきにくいケースとは、小売仕入れを行う場合といえます。

これは誰でも購入できる商品を取り扱うことから参入障壁がないといえるので、

利益が出るなら誰でも見つけ次第取り扱ってきます。

こうしたこともあり、本来ならリピート仕入れは大量購入が前提の卸仕入の分野でお話しするのですが、

「卸仕入をするのはハードルが高いが、リピート仕入れをしたい」

「月利で10万円までとりあえずいきたい」

という人の目安となるように、今回は小売仕入での着目点を4つ紹介します。

この4点を押さえてもらえれば、

小売のリピート仕入でも利益を出すことは十分に可能なので、まずは実際に確かめてみてください。

① 商品の仕入れ価格

まず確認しなくてはいけないのは「商品の仕入れ価格」です。

前回の仕入れをした時の価格と比べて値段が変わっていることもあり、

最も注意深く見る必要があるといえます。

Amazonよりもebayで大きく値段が変動しているケースが多いので、

掘り出し物が見つかることも多いです。

またネットショップのクリアランスセール（在庫処分セール）でも、

大幅な値引きがされた商品が見つかることがあります。

②商品の販売価格

安く仕入れることができても販売価格が下落してしまえば望んだ通りの利益が出る事はありません。

商品を仕入れる時点で前回までと値段が下がっていたという場合は、

仕入れの判断がつきますが、商品を購入する段階で販売価格が変化していない場合はどうでしょうか。

この場合は他のライバルの増加や需要というものを予想する必要があるため、

ある程度の経験をしておく必要がありますが、

④で解説するモノレートユーザー数である程度は予想することが可能です。

③ライバルセラーの状態

ライバルセラーが小売か卸のどちらで仕入れ販売をしているかも、

リピート仕入れをする際には重要なポイントの1つです。

卸で販売しているセラーがいる場合、

小売では利益が出ないor微益という状態になっているケースが多いです。

このためリピート仕入れをする際には、

ライバルセラーがどちらなのかを確認しておきましょう。

方法としてはツールを使う方法と使わない方法があり、

ツールを使う場合は「XDEALE.PRO」を使うことによってセラーの在庫数を把握することが可能です。

Amazon輸入の商品リサーチを効率化する拡張ツール【随時最新版】

またツールを使わない場合は、

ライバルセラーの商品をカートに入れてセラー毎の性質を確認する方法もあります。

①カートに各セラーの商品を入れる

②各セラーの商品を99個に選択して詳細な在庫数を確認

※ただし１つ１つをカートに入れていくと時間がかかるので、ツールを使う方を推奨します。

④モノレートユーザー数

②の項目で少し触れましたが、

約2週間後の供給を把握するために「モノレートユーザー数」を確認しておくことをおすすめします。

このモノレートユーザー数とは、

「その日1日で何人がその商品を検索したか」

を表すもので、モノレートの下部に表示されています。

※表示がない商品もあります。

この人数が多ければ多いほど供給過多になる可能性が高く、

価格競争が引き起こされる可能性が高いです。

そのためモノレートユーザー数が多いなっている商品の取り扱いに関しては、

一呼吸期間をおいてから（2週間〜1ヶ月ほど）仕入れるなどの対策をとることをおすすめします。

まとめ

今回は「商品をリピート仕入れするときのポイント」について解説しました。

小売で販売をしていく場合、ライバルの増減と需要と供給のバランスの把握は必須といえます。

そのため今回解説した4点は小売のリピート仕入れでは常に意識しておかなくてはなりません。

逆にいえばこの4点だけを押さえることで、

利益を積み上げていくことは十分に可能なので作業を継続していきましょう。