本講義

明確な目標を持つことがビジネス成功の鍵なのでしっかりと覚えておきましょう。


小売仕入れ…15%
卸仕入れ…20%
を目安にしていきましょう。
卸仕入れはともかくとして小売仕入れが15%と言うのは今の僕にはいまいち達成できるかどうかがわかりません…


・商品仕入れ
・輸送費
・価格設定
の3点を意識すれば十分に達成できるので安心してくださいね。
細かい点は補足テキストに記載しておくので復習してくださいね!
今日の講義は以上です。お疲れ様でした!
自分のビジネス全体を見渡して目標利益率を達成できるように頑張ります!

補足テキスト
今日の講義は「初心者が目指すべき利益率」についてのものでした。
目標とする利益率と言うものがわかっていないと、
実際に仕入れをする際にどういう商品は仕入れをするしないと判断することができません。
そこで今回は、
・商品の仕入れ
・輸送費
・価格設定
の3点を中心に目標利益率を達成する方法を記載していきます。
商品の仕入れについて
利益を上げるためにまず商品を仕入れるところから始めますが、
どこから仕入れをするかということが非常に重要となってきます。
例えば海外のAmazonだけで商品を購入しようとすると、
他のセラーも同様に購入することができるため供給過多になり販売価格が下落してしまいます。
そういった事態を避けるためにAmazon以外のプラットフォームから仕入れをするなりキャッシュバックサイトを経由していくようにしましょう。
① ebay
eBayは日本で言うYahoo!オークションのようなもので、
無いものは無いと言われている位商品の取り扱いが豊富です。
ebayで商品を購入することの最大のメリットは価格交渉ができることとバイヤーのリストが手に入ることです。
価格交渉ができる事はどういうことかというと、Amazonではまとめ買いによるディスカウントはできませんが、eBayではセラーが独自に出品していることもあり、まとめ買いのオファーをすることが可能となっています。
具体的な例を挙げると、
「1つ50ドルで売っている物を10個買うから1つあたり45ドルにしてくれないか」
と言う交渉も受け入れてもらえる可能性が高いです。
※もちろん「半額で買わせてほしい」などの無茶な要望は通りません。
交渉すること自体は無料ですし、交渉をすることで後々の卸交渉に活きてくるので勇気を出して一歩踏み出してもらえればと思います。
※ebayについて以下の講義でさらに深掘りしていますので参考にしてくださればと思います。
② ネットショップ
ネットショップはebay同様後々の卸仕入先となる可能性が高いため積極的に仕入れを行っていく必要があります。
eBayでもそうなのですが、ネットショップ側も複数回購入してくれている顧客に対しては、要望を聞く耳を持っていることが多いため、早くから購入実績を積み上げておくと他のライバルセラーよりも安い値段で仕入れを行える可能性が高まります。
ネットショップは「i search from」から検索することができますので利用していきましょう。
現在Googleのシステム上日本にいながら海外のネットショップを検索することができなくなっています。
そこでこの「i search from」を使用して「探している商品」と「検索する国」を選び、海外のネットショップを見つけていきます。
詳しい説明は以下の講義を参考にしてくださればと思います。
●輸入ビジネス初心者が効率よく海外のネットショップを見つける方法
③ キャッシュバックサイト
キャッシュバックサイトはサイト経由で購入するプラットフォームへと跳び、仕入れをすることで仕入れ金額の何%が払い戻されるサイトのことをいいます。
キャッシュバック該当外のジャンルもあるため平均すると購入金額の1%にも満たないことが多いですが、年間に直すと結構な額になります。
使用するおすすめはEbatesとMr.Rebatesの2つです。
両方ともにキャッシュバック率がいいですがジャンルによってどっちが高いなどということがあるため、自分の得意ジャンルで高い方を利用されるといいと思います。
※ちなみに私はEbatesを利用しています。
輸送費について
すると同様に重要なのが「輸送費」です。
特に初心者は扱う物量がまだまだ少ないためどうしてもある程度経験を積んだセラーと比べると1kgあたりの重さが割高になってしまっています。
そこで輸送費を削減するための方法を2つ記載したいと思います。
① 送料の安い転送会社の利用
物量が少ないうちは送料の安い転送会社を使うのが鉄板です。
使う転送会社の選択だけで利益が大幅に変わることが普通にあるので注意しましょう。
一度は聞いたことがあるかもしれませんが、転送会社でおすすめなのは「MYUS」のみだと思っていてください。
というのも理由は2つあります。
1つ目は「他の転送会社よりも送料が安い」、2つ目は「クレジットカードによる割引がある」ことです。
初めは1kgあたりで1000円くらいだと思いますが、物量が増えるにつれてだんだんと800円、700円と下げていくことが可能なので仕入れをどんどんしていきましょう。
② 重量を上げる
販売利益は0円か少しマイナスという重い商品を購入して輸送費用の削減を狙う方法です。
国際送料は基本的には「重量が上がれば1kgあたりの金額は下がる」という性質を持っています。
なので極端な話輸入ビジネス初心者の方が取り扱うと良い商品として挙げられる「小さい・軽い・壊れにくい」と言う商品ばかりを扱うと送料が非常に割高になってしまいます。
※1度に100個200個と持ってくるなら別の話ですが、小売の場合多くても10個程度の仕入れにとどめておかないと不良在庫になったり価格競争に巻き込まれたりといいことはあまりありません。
なので「初心者が扱うべき商品+重量を稼げる商品」の組み合わせで送料を下げると言う方法もあることを覚えておきましょう。
価格設定について
仕入れをして日本に郵送していざ販売開始となった際に、
想定していた価格よりも下落していると言うケースが小売仕入れでは頻繁に起こります。
ここで下落した価格に販売価格を合わせてしまうと利益率を圧縮してしまう原因となるため基本的に私は推奨していません。
ただし例外のケースの際は価格を下げて販売するという形をとることをおすすめしています。
例外のケース①:カード取得価格に卸セラーがいる場合
卸セラーがいるかいないかは「XDEALER.PRO」で判断することができます。
※このツールを以前は無料で使用できたのですが現在は上位3番目までしか判断することができないので、全体のデータが欲しい場合は月額1000円課金する必要があります。
卸のセラーがいる場合は価格を合わせて販売するようにしないと、
いつまでたっても自分の商品が売れないことになるので価格を追従していくようにしましょう。
●商品リサーチを効率化するGoogle Chromeの拡張ツールとは
例外のケース②:1人当たりの月間販売数が1を下回っている+月間販売数が5個未満
商品を購入した時点では1人当たりの月間仕入れ目安が2個程度のものだったとしても、
実際に倉庫に搬入して販売を開始した時点で供給過多になっているケースも結構な頻度であります。
これだけの場合人気の商品であれば当初の設定した価格で放置しておけば、
安い金額の商品から売れていくため自然と自分の販売価格が最安値になることがあります。
しかし月間販売個数が5個未満の場合、1週間に1個程度しか売れていない低回転の商品のためセラーの数に関係なくカート価格に設定する必要があります。
●Amazon輸入で仕入れた商品を損切りする重要性と目安期間
販売するチャンスがなかなか巡ってこない不良在庫になることが最も厄介なので、
低回転の商品に関しては積極的に販売を促すようにするといいと思います。
Amazon輸入初心者が目指すべき利益率 まとめ
今回は初心者が目指すべき利益率とそれを達成するために覚えておかなくてはならないことについて解説させていただきました。
初心者の人はよく1円単位で値段を下げて自ら価格競争のトリガーを引くことがあります。
仕入れた商品をすぐに販売したい気持ちはわかりますが、状況に応じて価格を設定していく事はビジネスをしていく上では必要不可欠な判断能力の一部ですので、あせらず状況を確認して利益を積み上げてもらえればと思います。