本講義
販路はAmazonだけではないんですか…？
Amazonだけで販売していくことは少ないと思います。
中国輸入に取り組んでる人の多くはAmazonの他に、
・ヤフオク
・メルカリ
の2つをうまく使っている印象を受けます。
集客力が一番高いのはAmazonなので、
そこに注力した方が結果が出やすいのではないかなと思っているのですが…
しかし各プラットフォームではそれぞれのボリューム層が分かれているため、
そこの特徴を掴むことが重要と言えます。
また中国輸入で扱う商品によっても販売先を分けることをお勧めします。
単価が安いものはメルカリ、3000円以上のものはヤフオクなどと分けて販売するとうまく販売を進めていくことができると思いますよ！
Amazonで販売する場合は、ヤフオクやメルカリで販売するような既製品ではなく、OEMを販売する心持ちでいるといいですね。
早速仕入れた商品を各プラットフォームの特徴に合わせて販売していきたいと思います！
今日の講義は以上です。お疲れ様でした！
補足テキスト
今日は「中国輸入初心者の販路」についてでした。
中国から商品を買ってきて、Amazonで販売する単純転売は
既に多くの方が取り組んでいたこともあり、継続して稼ぐことは困難を極めます。
そのためきちんと販路を選定した上で戦略を練る必要があります。
そこで具体的な各プラットフォームでの戦略を記載しましたので、
ご自身の販売に活かしていただければと思います。
ヤフオクでの戦略について
ヤフオクでまず鍵になることは、評価数を上げることです。
これはAmazonなどでも言えることですが、
評価が高い人と低い人では購入者心理に大きく影響が出ることは言うまでもありません。
ヤフオクで目標にするべき初めの評価数は30です。
ヤフオクはAmazonとは異なり売れた数だけ評価数が付くため、30点品物を売ればいいだけです。
中国輸入で仕入れた品物の他に不用品を売ることで
意外と直ぐに達成できる数字ですので、まずは取り組んでみましょう。
ある程度評価数が付いてきた頃からは、
商品ページのレイアウト等も意識して作成する必要があります。
その都度出品するのは非常に手間がかかるため、
初めは「オークタウン」などのフリープランを活用すると
出品管理やレイアウト等の問題が解決すると思いますので活用しましょう。
メルカリでの戦略について
メルカリはフリマアプリで多くの人が参加していることもあり、
非常に使い勝手が良く商品の回転率も高いため、
中国輸入のメイン販路として十分に活用することができます。
ただしメルカリは、
・ボリューム層への価格設定
・手元からの発送
の2点は注意が必要です。
メルカリでのボリューム層は上記した通り10〜20代の所謂若者です。
そのためよく売れる価格は3000円以内とヤフオクやAmazonと比べると低い傾向があります。
そのためそれ以上の価格にすると利益は上がりますが、
回転率は著しく低下するため需要が見込める価格での出品を心がけましょう。
また手元からの発送と商品の写真を撮影しなくてはならない点も注意が必要です。
AmazonのFBAサービスを利用している人は、
マルチチャネルサービスを使いたくなる気持ちも分かりますが、
メルカリの規約に接触するため使用することができません。
商品ページに添付する写真も手元にあることが伝わるようなものでないと、
出品が停止される場合があるため注意が必要です。
またメルカリの商品ページを見ると、
「他でも販売しているため数に限りがございます」
と記載があるケースもありますが、
これは重複出品に該当するため基本的にどのプラットフォームでもアウトです。
メルカリで販売する際は、
・販売価格は3000円以下に抑える
・商品が手元にある
・商品の写真を自分で撮る
・重複出品をしない
といった点を抑えるよう心がけてください。
Amazonでの戦略について
Amazonではヤフオクやメルカリのような単純転売で利益を上げることは難しくなっていますので、
他の方法を取っていくことが必要となります。
Amazonで中国輸入の販売をしていく場合は、
簡易OEM→OEM→規制OEM
といった3ステップを踏む必要があり、
初心者がいきなりできるかと聞かれると無理があると言うしかないですが、
・ヤフオクやメルカリで中国輸入で利益を出す感覚を掴んでいる
・OEMのコンサルを受ける資金がある
などという場合は初心者でもAmazonを販路として選択する余地はあります。
私はコンサルを受けてからOEMに取り組んだため手順がわかりましたが、
中国輸入は規制や妨害も多いため、しっかりと教わって進めていくことをお勧めします。
人に頼らず自分でやり遂げると決めている場合は無理強いはしませんが成功までは時間がかかるため、
どちらが有意義かは考えれば自ずと見えてくるはずです。
簡易OEMならば失敗しても致命傷にはなり得ないと思うので、
どうしても1人で取り組みたい人は中国輸入の戦略第一ステップを体験してみてください。
まとめ
今日は「中国輸入の販路」について解説しました。
ヤフオクやメルカリそしてAmazonと其々の戦略の違いについて理解を深めてもらえればと思います。
・ヤフオクやメルカリは単純転売
・AmazonはOEM
との相性が良いため、まずはどこで勝負するかを考えるところからがスタートとなります。
正直資金が50万円以下の場合は、ヤフオクやメルカリを主戦場にした方が本人のためです。
まずはそこで月利10万円をクリアした後に、
AmazonでのOEM開発に取り掛かるようにされると失敗する確率が大幅に減少します。
背伸びをすることは悪いことではないですが、ここは身の丈にあったビジネスをされるのが吉です。
どのような品物が需要があるかを調べて、実際に仕入れをして販売してみましょう。
手を動かすことで、人生が大きく変わることになるかもしれませんよ。
