本講義

はじめての取引であったりした場合はどうしても良い条件で仕入れられるケースというのは稀なので利益率を改善していくことが必須です。
利益率に関してはなんでも覚えておきたいです!


メーカーやネットショップからの仕入れを始めた時は仕入れの掛け率がどうしても想定していたより低くなってしまいます。
ここで重要なのが「掛け率が低いからといって取引を断念しない」ということです。
掛け率が低いという理由は様々ありますが、多い理由としてはメーカーやネットショップからの購入実績が乏しい為関係の構築ができていないということがあります。
では関係構築をすればより良い掛け率で仕入れが可能ということでしょうか?


継続的な取引をしていくとより安く購入することができるチャンスがあるため、商品を仕入れるタイミングで掛け率の改善を依頼してみましょう。
他の細かい点は補足テキストに記載があるので確認して復習してくださいね!
今日の講義は以上です!お疲れ様でした!
早速メーカーやネットショップの開拓を頑張って良い関係を築けるように頑張ります!

補足テキスト
今日の講義はメーカーやネットショップからの卸の利益率を改善するということについてでした。
卸の利益率を改善するための具体例として、メーカーやネットショップとの継続的な取引による関係性の構築が重要だとお話しさせていただきました。
実際に私自身数多くのメーカーやネットショップに卸交渉を依頼しましたが、初めから条件が良いものはなかなか見つかりませんでした。
※見つかったとしても他のセラーも見つけている可能性があるので結局価格競争になる可能性がある。
実際に利益率を上げていく王道は「自分にしかこの価格で卸してくれないという価格を得る」ことが最も確実な方法と言えます。
そのためにはメーカーやネットショップとの継続的な関係性の構築が不可欠であると言う事がお分かりいただけると思います。
関係性構築による利益率の改善
関係性の構築が進んでいくとどのような利益率の改善が起こり得るかと言うと、純粋に掛け率が改善されていきます。
例えば初回の購入の際は9掛けであったものが次の購入の際には8.5掛け、またその次は8掛けと言うようなケースです。
仕入れ値自体が下がることは最も利益率を上げることができる為、
メーカーやネットショップなどの卸問屋との関係構築は必ず行いましょう。
どうやって関係性の構築をしていくかというと継続的に購入をしていけばいいだけです。
何度も何度も購入してくれるお客様はお得意様に代わっていくので、
お得意様になった時点でもう勝ちみたいなものです。笑
メーカーもネットショップなどの卸問屋も長期的な購入をしてくれるお客様を大切にしてくれます。
極端な例でいうと100万円の買い物を1度だけしてくれる人と10万円の買い物を毎月購入してくれる人だと毎月購入してくれる人のほうが優遇されます。
一度の大きな買い物よりも継続しての購入のほうが関係性構築の効果が高いことを頭に入れておいてください。
輸送手段による利益率の改善
卸仕入れを行うと小売仕入れを行なっていた時と比べて荷物の量が増えることが容易に想像できると思います。
メーカーによっては日本に直送してくれることもありますが、基本的に割高になってしまう場合が多いので初めはすでに使っている転送会社を利用したほうがいいです。
独自の輸送経路を持たない人の多くはMYUSを使用して日本に商品を輸送していると考えられるのでここでボリュームディスカウントを狙っていきましょう。
単純に送る荷物が重ければ重いほど1キロ当たりの送料が下がっていくため結果として利益率が上昇していきます。
※また取り扱う荷物の種類量ともに多くなってきた場合は独自のフォワーダーと契約して輸送費をさらに削減するということも可能です。
卸仕入れの利益率を改善する方法 まとめ
今回特に重要なことは「関係性の構築」です。
メーカーもネットショップも1度に大量購入してくれる人よりも長期で継続して商品を購入してくれる人の方が大切にしてくれます。
友好的な関係を構築しようという姿勢をとっていれば相手も応えてくれる可能性大なので自分にとっても相手にとってもwin-winの関係性を目指していきましょう。
・継続的な購入が関係性構築のカギ
・大量輸送によるディスカウントは小売との併用もできるので管理しやすい