本講義

ヨーロッパ輸入はポイントを押さえれば利益率が高い品物が見つかる可能性が高いのでしっかり学習しましょう。


1つはAmazonから仕入れる方法、もう1つは現地のネットショップで仕入れる方法です。
今回はAmazonから仕入れる方法について解説します。


一方でAmazonから仕入れる方法は米国と同じ操作で商品リサーチができますし日本に直送してくれるため手続きが簡単で初心者の人でも迷うことなく進められるからです。
ただ色々わからない用語が出てきました…
VATってなんですか…


ヨーロッパ輸入ではこのVATを理解することが成功の鍵となるので補足テキストを読み込んでしっかり自分の中に落とし込んでくださいね!
今日の講義は以上です。お疲れさまでした!
いい商品が見つかるようにリサーチしていきます。


補足テキスト
今回の講義はヨーロッパ輸入で主にAmazonから仕入れる方法についてのものでした。
上記した通りネットショップから仕入れる方法はAmazonからの仕入れに慣れてきて、
ヨーロッパ輸入全体の流れが分かってから行うと失敗するリスクが少ないのでおすすめしています。
以下でヨーロッパ輸入におけるリサーチ方法や送料について解説いたします。
Amazonヨーロッパ輸入におけるリサーチ方法とは
ヨーロッパ輸入における商品リサーチの方法は、米国で行うものと変わりはありません。
大きく変わることとしては「VAT」の扱いです。
VATは上記した通り消費税の一種で購入した商品に付加されるものです。
しかしこのVATは「ヨーロッパに居住している者が商品を購入した場合」に課されるものであり、日本に住んでいる我々にとっては収める必要のないものです。
このVATは商品リサーチで見つかった商品には既に含まれており、各Amazonの国別にVATを引いた金額を仕入れ値とする必要が出てきます。
初心者にAmazonでの仕入れを推奨したのはこのVATを会計画面で自動的に引いてくれた金額を算出してくれるためです。
例えば以下の商品を購入しようとするとこのようになります。
商品ページ
会計ページ
商品ページ上では£8.46となっていますが、
次の会計ページではその国のVATが差し引かれた£7.05と表示されます。
このように各国別のVATが引かれていることがわかると思います。
Amazonヨーロッパの主要国VAT
イギリス | ドイツ | フランス | イタリア | スペイン |
20% | 19% | 20% | 22% | 21% |
各国によってVATが異なることがわかると思います。
この表に記載されている5カ国が主に仕入れを行う国です。
当然送料なども国ごとに変わってくるので次章で確認してみましょう。
Amazonヨーロッパの各国送料
Amazonヨーロッパでの送料は、
基本送料+各商品ごとの送料=合計送料
という形式がとられています。
この時「基本送料」は商品を複数購入しても定額のため複数購入をすることによって基本送料を安くすることが可能となります。
Global Standardで商品を購入した場合以下の表の通りとなります。
送料 (Global Standardのケース)
Global Standard | |
イギリス | 基本送料 £10.99 + 各商品 £4.99/㎏ |
ドイツ | 基本送料 €18.50 + 各商品 €5.00/㎏ |
フランス | 基本送料 €12.00 + 各商品 €6.00/㎏ |
イタリア | 基本送料 €14.00 + 各商品 €6.00/㎏ |
スペイン | 基本送料 €14.00 + 各商品 €7.00/㎏ |
また配送日についても各国ごとにばらつきがあるため確認しておくことが必要となります。
配送日数(Global Standardのケース)
配送日数(Global Standard) | |
イギリス | 5~7日 |
ドイツ | 8~12日 |
フランス | 8~12日 |
イタリア | 8~12日 |
スペイン | 12~15日 |
ヨーロッパから商品を輸入するときはこの配送時間のロスを少しでも削減するために、1度に20〜30品程度を用意して、2〜3営業日で送ってもらえる「Global Priority」を利用することをおすすめします。
※特にイギリスはGlobal Standardでも十分スピードがあり、米国から品を持ってくるよりもリードタイムが短いです。
安い送料でリードタイムの短縮に努めることが成功への鍵です。
ヨーロッパ輸入の基本リサーチ方法と送料の扱い まとめ
今回の講義では、ヨーロッパの基本リサーチと送料についてでした。
リサーチ方法は米国同様の手法で問題ありませんが、忘れてはいけないのがVATの取り扱いです。
会計画面で金額がひかれるため、商品ページ上で利益計算をする米国とは異なり利益率が向上します。
送料などの経費を含めてROIが30%以上のものを選ぶと利益を出しやすいと思いますのでリサーチをしてみてください。
そしてヨーロッパから品物を持ってくる最大のメリットはVAT還元のほかにリードタイムの短さです。
一度にたくさんの品物を送れば基本送料が押さえられるため基本送料の高さというデメリットを相殺できます。
VATの還元も重要ですが輸送時間の短縮という販売までの開始時間の短縮が何よりも大切だと思います。
スピード感を意識して取り組んでいただければと思います。
・ヨーロッパ輸入ではVAT分金額が安くなる
・輸送方法によっては米国から品物を輸送するよりも早く販売が可能
・ROIで30%以上のものを選ぶのが利益を生みやすい