本講義



しっかり商品代金、納品金額、商品原価を入力して細かいデータまでとっています。


しかし全部のデータを入力する必要は無いです。
今からいう3点だけ確認してもらえれば問題ありません。
お願いします教えてください!


FBA料金シミュレーターで入力するのは商品代金の1点、
確認しなくてはならない事は出品手数料率とFBA手数料の2点の合計3点です。
今まで思った以上に無駄なことをしていた感じがします…


ただ時間には限りがあるので省略できるところは省略しましょう。
3点から具体的に読み取る事等は補足テキストに記載があるので復習の時に確認してくださいね!

ここは適当なキリのいい金額で問題ありません。
どんぶり勘定になりそうで怖いのですが…


FBAシミュレーターで読み取りたい重要事項は出品手数料率とFBA手数料の2点ですので商品代金の入力は5000円や10,000円といった割切れる数字を入力してデータを把握しやすいようにしましょう。

これは出品するジャンルによって異なるため必ず確認しましょう。
例えば確認をすることで出品手数料率が10%だと思って利益計算をしていたところ実は15%で利益が出ないといった場合を未然に防ぐことが可能となります。


また3点目のFBA手数料は在庫の保管料と配送手数料の合計金額となっています。
以前紹介したモノレートを使って月間販売個数を把握していれば在庫の保管料は正直気にしなくていいと思います。
配送手数料は当然商品が大きくて重いものほど金額がかさむので基本送料と同じにして計算をしないように注意しましょう。


補足テキスト
今日の講義では、
・FBAシミュレーターを使う際に確認するポイント3点
について解説していきました。
一つ一つ確認して自分で行うときにしっかり再現できるようにしてもらえればと思います。
商品代金の入力
ここを入力する目的は出品手数料とFBA手数料のパーセンテージを把握するためです。
ですので金額はパーセンテージが出しやすいように
5000円や10000円といったキリの良い数字で入力することがおすすめです。
金額を入力したら【計算】ボタンをクリックして出品手数料とFBA手数料を確認していきましょう。
出品手数料の確認
FBAシミュレーターの中で1番重要な項目です。
というのも本講義の中でもありましたが、
利益率に直接関係してくる項目になので慎重に計算しましょう。
基準になっている10%で出品手数料を計算して、
実は15%の出品手数料を課される商品だったと後から発覚することほど馬鹿な事はないです。
事前に把握できることを把握しておかないと
後々にも大きな失敗をすることにつながると思いますので注意しましょう。
※以下の写真がAmazonのカテゴリー別の出品手数料となります。
商品によって例外もあるので参考程度にして自分でFBAシミュレーターを使って商品ごとに手数料を調べる方法をとるといいと思います。
【Amazon販売手数料 カテゴリー一覧】
【Amazon出品サービス 参照】
またカテゴリーによって別途でカテゴリー成約料が発生することも併せて覚えておきましょう。
【カテゴリー成約料】
商品カテゴリー | カテゴリー成約料 |
書籍 | 80円 |
ミュージック | 140円 |
DVD | 140円 |
ビデオ | 140円 |
FBA手数料の確認
最後の3点目の確認事項であるFBA手数料ですが、
これは本講義でも出てきたように月額保管料+配送料金の合計で算出されます。
モノレートを参考に正しく仕入れをしている場合は過剰在庫になる危険性は低いため、
月額保管料についてはそこまで気にする必要性はないと思います。
※小さいものだと1円単位で大きいものでも100円に満たないため。
しかし配送料金はシビアにみる必要がありますのでしっかり確認していきましょう。
現在の基本送料の最低金額は2019年の2月に改訂された397円です。
ここから商品の大きさによって増減しますが、基本的に減はなく増だと思ってください。
※金額が減少するのはDVDなどの商品です。
送料も出品手数料同様基本送料を軸に考えて利益計算をすると思わぬ落とし穴に引っかかるので、
丁寧な収支計算を心掛けてくださればと思います。
5/31追記
また拡張ツールの中にFBA料金シミュレーターに関するものもあります。
当然無料ですので導入されることをおすすめしています。
※以下の講義を参照してくださればと思います。
・カテゴリー手数料は例外もあるので必ずFBAシミュレーター使って利益計算をする。