本講義



ゲームソフトとBlu-ray/DVDのジャンルです。
両方とも一見パッケージ等は同じのため今回解説するポイントを押さえて間違えないようにしましょう。


この講義が終わってから購入し始めましょう。
抑える重要なポイントとしては、
①パッケージの左角
②リージョンコード(Blu-ray/DVDのみ)
の2点です。
他にも注意する点はいくつかあるので、残りは補足テキストの図解で復習してくださいね!
今日の講義は以上です。お疲れさまでした!
しっかり復習してわからなかったら質問します!
今日もありがとうございました!


補足テキスト
今回の講義では、「北米版と欧州版の違いとリサーチにおける注意点」についてでした。
上記した通り、ぱっと見ではパッケージに北米版と欧州版に大きな違いはないです。
しかし後述するのが異なるポイントのためその点をしっかり押さえてくださればと思います。
パッケージの左角の印字
左角の印字とは、画像内にある赤い括弧でくくられた部分のことを指します。
これは北米のゲームソフトの写真ですが、欧州版になると以下の画像のように左角の表記が変わります。
北米版ではアルファベット表記であるのに対し、欧州版では数字表記であることがわかると思います。
パッケージ自体をよく観察すれば気がつきますが、
左角で見落としやすいポイントなので商品を購入するときは注意深く見ていきましょう。
リージョンコード(Blu-ray/DVDのみ)
リージョンコードとは、再生機器とディスクにそれぞれ記録されている地域識別コードのことで、
両方が一致しないと再生がされない仕組みになっています。
※専用の外付け機器やパソコンを使うと出力できる場合もあります。
このリージョンコードが異なるとパッケージ等が同じでも、
当然同じ商品ではなくなってしまうため注意する必要があります。
見るべきポイントとしては、Amazon内の各商品ページの下部にある赤い括弧の部分を見てください。
この時リージョンAやリージョンBなどのアルファベットになっている表記のものはBlu-rayであり、
リージョン1やリージョン2などの数字の場合はDVDとなっています。
各リージョンコードの割り当ては以下の表に記載があるので確認してください。
リージョンコード【Blu-ray】
リージョン コード 地域 リージョンフリー どのリージョンでも利用可能 リージョンA アメリカ大陸、東南アジア、日本、大韓民国、台湾およびそれら海外領土 リージョンB ヨーロッパ、中近東、アフリカ、オセアニアおよびそれら海外領土 リージョンC 中央・南アジア、中国大陸、ロシア、モンゴル 【参照:Wikipedia リージョンコード 】
リージョンコード【DVD】
リージョン コード 地域 ALL(0) 世界。どのリージョンでも利用可能で、実際には下記の1~8すべてが許可された設定を指す。 リージョンを表す正規のロゴは「ALL」。「0」は便宜上一般的に呼ばれているもので、DVD規格上のコードではない。
1 バミューダ諸島、カナダ、アメリカ合衆国 およびその保護下にある地域 2 中東諸国、西ヨーロッパ、中央ヨーロッパ、エジプト、フランス保護領、グリーンランド、日本、レソト、南アフリカ および スワジランド 3 東南アジア、香港、マカオ、韓国 および 台湾 4 中央アメリカ、カリブ海諸国、メキシコ、オセアニア、南アメリカ 5 アフリカ、旧ソビエト連邦諸国、インド亜大陸、アフガニスタン、モンゴル、北朝鮮 6 中国本土 7 予備 8 航空機および旅客船などの国際領域での利用など 【参照:Wikipedia リージョンコード 】
この時Blu-rayとDVDでは日本の割り当てコード群が異なります。
しっかり覚えておかないと間違った商品を購入してしまうことになりかねないので気を付けましょう。
またリージョンコードの中には「リージョンフリー」と呼ばれる世界共通の識別コードのものがあり、
All Regions や Multi-Format と表記されている場合が多いので合わせて覚えておきましょう。
※ Blu-rayやDVDは日本と同じASINが用いられているケースが多いため、
リサーチの際は海外のASINをコピーし、
モノレートに貼り付け検索をすると同一商品ならば正しく表記がされます。
正しく表記がされると言う事は、
商品自体が同じものであると言うことなので安心して購入することができます。
Blu-rayやDVDはパッケージや中身が少しずつ異なっている場合が多いため、
この方法でリサーチをすることが間違いを起こさないための確実な方法です。
まとめ
北米版と欧州版では商品パッケージとリージョンコードの2点が異なる点であり、
同時にリサーチの際に気をつけなければならない注意点でもあります。
以前の講義でも解説した「Google画像検索」を用いて北米版と欧州版の商品を探すと、
パッケージの大部分が似ているため、
検索エンジンが誤作動を引き起こしてしまいトラブルになるリスクが高まります。
「北米版を探していた時に欧州版が検索でヒットしてしまい、そのままよく見ずに購入してしまった。」
ということもよく聞くケースなので、
今回の講義内容を自分に落とし込んで上記のような間違いをしないよう心がけてくださればと思います。
・リージョンコードは国ごとに異なるため細かいチェックが欠かせない。
・Blu-rayやDVDは日本と同じASINを使っているケースが多いので活用していく。