本講義

海外に卸交渉メールを送る場合、日本のメーカーやネットショップに送る内容とは切り口が異なるのでしっかり学習しましょう!
まだあまりメールを送れていないのでしっかり身につけてから交渉してみたいと思います。


まず日本のメーカーやネットショップに交渉のメールを送る場合は、丁寧な挨拶から入り要件を書いて…という流れになりますが海外ではこのようなメール形式は一般的ではありません。


海外の場合は簡単な挨拶をして、要件を述べてというのが一般的です。
日本のメールのように「いつもお世話になっております…」のような挨拶はしません。


なので海外のメーカーやネットショップに卸交渉メールをする際は簡素な挨拶と大量購入による卸仕入れを希望している旨だけを伝えるくらいでOKです。
他の細かい点は復習も兼ねて補足テキストを確認しておきましょう!
今日の講義は以上です!おつかれさまでした!
送るメールの要点をしっかり復習して自分の交渉に活かしていきたいと思います!

補足テキスト
今日の講義では「卸交渉のメールで意識する点」について解説していきました。
海外のメーカーやネットショップに卸の交渉メールを送ることが輸入ビジネスを続けていく中で増えていくと思いますが、その中で抑えなくてはいけない点は、
・どのくらい買いたいか
・どのくらいの値引きを希望か
の2点だけです。
交渉と聞くと失礼のないように硬い文章で書きがちですが最低限の挨拶と上記2点を抑えるだけで十分です。
また返信率が悪い方向けに改善方法も記載したので合わせて確認してください。
どのくらい買いたいかについて
交渉のメールの中で1番肝になってくる部分です。
ここの部分が欠如していると相手に内容が伝わらないので何度もやりとりをすることになり非常に手間がかかることになります。
また5個欲しいのか10個欲しいのか100個欲しいのかによって割引金額も当然異なってくるため必ずメールの中に入れましょう。
どのくらいの値引きを希望するかについて
金額の値引き交渉はどの層に交渉するかによって異なります。
一般的に言われている卸の掛け率は、
・ebayやネットショップ…8〜9掛け
・メーカー… 6〜7掛け
となっています。
そのためebayやネットショップの交渉でメーカーにするような6〜7掛けでの購入を希望してもまず通ることはありません。
なので基本的には上記した卸掛け率で交渉をスタートしてみましょう。
そして何回か購入をしたタイミングをみて掛け率の調整を再度依頼する方が成功率が高いです。
※メーカーの卸交渉は基本的に最上流になるため価格の交渉というよりは取り扱いの交渉がメインとなります。
取り扱いが許可された場合は考えられる最も安い値段で仕入れられているため、価格競争が起きても大幅な赤字になることはないです。
卸交渉メールの返信率を上げるために
上記2点を意識してメールを書いたとしても読んでもらえなければ何の意味もありません。
なので送るメールに目立つ工夫を施す必要があります。
Gmailの機能で「設定」→「全般」の項目の中に「署名」と言う項目があり、ここからメールの最後に画像などを自動添付してくれる機能があります。
懸賞などでもそうだと思いますが、普通のはがきよりもデコレーションを施したはがきの方が当選確率が飛躍的に上がると言われています。
このGmailの署名も懸賞のはがき同様デコレーションを施していることになるので読まれる可能性が上がります。
私は会社のロゴを入れていますが、ロゴを持っていない方はDesignEvoなどで作成されることをおすすめします。
内容を意識して書くことだけでなく、読まれる工夫を施すことも重要であることを覚えておきましょう。
卸交渉メールで意識する点 まとめ
卸交渉を成功させるためには、要点を短く簡潔にと言うのが基本です。
そして送る内容を意識すると同時に返信率を上げる工夫をしていきましょう。
今回解説した内容を意識してメールを作成すれば改善されると思いますので是非実戦で試してみましょう。
またいい条件の卸先が見つかる可能性は100件中2,3件がいいところです。
なので必然的に質より量が重要となってきます。
※例外も当然あるので以下の講義を参考にしてみてください。
●Amazonで販売不可のメーカー商品を販売可能にするための方法
習うより慣れろの精神でメールの送信に取り組んでみましょう。
・内容だけでなく読まれる工夫を施す必要がある
・返信率はどれだけ上げても50%くらいでいい条件の卸先が見つかる可能性は10%未満なので量をこなすことが重要