補講授業



いや出品者の数ですかね…?


その他にもなにかありますか?


あざらし君が今言ったように、
・販売価格
・出品者の数
・需要予想
の3点はAmazonで効率よく商品を販売する上で考えなくてはならないことです。
またこの3点を意識することで「カードボックス」を獲得することができます。


3点を意識してカードボックスを取りたいと思います。

補足テキスト
今回の講義は「Amazonで効率よく商品を販売する方法」についてでした。
以前の講義でも何度か触れていますが、Amazonで商品を販売する方法として最も確実な指標としては「カートボックス獲得率を高めること」です。
これは販売価格や評価数、顧客に対する返答率といったアカウント全体の評価で決定されています。
この全体評価のうち自分で最も管理しやすいものが今回紹介した
・販売価格
・出品者の数
・需要予想
の3点です。
カードボックスを得るための方法として細かく掘り下げてみましょう。
販売価格について
カートボックスを獲得するためには
販売価格をAmazon側に競争価格であると認識させる必要があります。
具体的にどういうことかと言うと
最低販売価格の± 10%以内を目標数値として設定しましょう。
ただし注意点として、
「すべての商品に上記の条件を適用しないこと」
が挙げられます。
どういうことかというと、
もしすべての商品に± 10%以内の競争価格を設定してしまった場合、
「投げ売り」による暴落価格での販売を余儀なくされ大幅な赤字を生み出す可能性があります。
経験上このケースは在庫が3個未満の小売セラーと思われる方が引き起こすケースが多いです。
したがって販売価格をカートボックス獲得率を上げるために設定する際は卸売セラーの販売価格に合わせましょう。
※卸売セラーかどうかは「XDEALER.PRO」を使うと判別することができます。
無料の場合上位3人までしかデータが取れませんので、
全体のデータ取得したい方は月額1000円のプランに加入するのもおすすめです。
出品者の数について
Amazonで効率よく販売をする上では「出品者の数=供給母数」を考えなくてはなりません。
ただし販売に重要なカートボックス獲得率は上記したように
最低販売価格± 10%以内のセラーが対象となるため供給母数はその人数をカウントしましょう。
具体的に言えば、
出品セラー数: 20人
最低販売価格± 10%以内セラー数: 4人
の場合仕入れ販売する際に考える供給母数は
上記の4人+自分=5人
ということになります。
出品者の数を正確に判断することで過剰・過少在庫の数を極力減らすことが可能となります。
需要予想について
上級者の方でも正確な需要を予想する事は難しいとされています。
それは需要というものは様々な要因、
例えば価格や時期といった要素を総合的に考えていく必要があるためです。
正確な需要を予想することができないから商品を仕入れないというのは本末転倒なので、
過去の販売実績をみていく方法をとることが一般的です。
例えば「モノレート」などのツールを用いることで過去の平均販売数等の情報を得ることができます。
※しかしこのモノレートも正確な情報を獲得できるわけではないのであくまで予想数値です。
正確な需要予想を立てるためには有料のツールを導入することをおすすめしています。
私が使用しているものは紹介制のツールなので
皆さんに紹介できる機会があれば紹介したいと思いますので今しばらくお待ちくださればと思います。
売れる商品を在庫として抱えていないとカードボックスを失ってしまい機会損失を生みますので、
正確な需要予想が如何に大切かを学んでいただきたいです。
まとめ
今回は「Amazonで効率よく商品を販売するための方法」について解説させていただきました。
Amazonで商品を販売する最も重要な要素が「カートボックス獲得率の向上」です。
この獲得率を今回記載した例外を除きすべての商品に適応させれば問題ありません。
目標数値は20%ですので、この数値を目標として販売できるようにしましょう。