補講授業

意識しておかないと「知らず知らずのうちに赤字になっていた」ということもあるのでしっかり内容を押さえておきましょう!
知らず知らずのうちに赤字とか怖すぎますね…


全員に言えることとして利益をしっかり出すためには、
・1円単位の利益計算をすること
・固定概念を持たないこと
・自己の行動管理
という3点を意識する必要があります。


その数字を客観的に捉えることを合わせて確認しましょうね!
補足テキストに細かく内容を記載しておくので復習しておきましょう!
しっかり復習しておきます!

補講テキスト
今回の講義は「赤字にならないために心がけること」についてでした。
ちゃんとビジネスを行なっているとおもっていても、
知らず知らずのうちに誤差が生まれることはあります。
なので定期的に自分のビジネスを客観的に捉えることが重要です。
そこで今回は赤字にならないために定期的に確認しなくてはならないポイントを3点解説します。
今回の3点を押さえることでビジネスの「ズレ」というものを最小に押さえることができますので覚えておきましょう。
1円単位にこだわった利益計算
赤字を出さないために最も重要なポイントは、
とにかく1円単位にこだわるということです。
たかが1円ですが、年単位に直すとかなりの誤差になってしまいますので
利益計算をする時は必ず1円単位までしっかり把握しておきましょう。
利益計算の際に誤差が生まれる原因としては、
・為替の把握が出来ていない
・保険・関税を費用に含めていない
・国内の輸送費用を含めていない
・販売プラットフォームのカテゴリー手数料が間違っていた
という4つが主だった理由です。
一つ一つ考えてみましょう。
為替の把握について
為替は今現在で変動しているためリアルタイムで捉えたとしても購入の時にはまず変わっています。
基本的に為替は日本時間の16時〜26時くらいまでが激しく変動します。
これは16時〜26時まではヨーロッパとアメリカの金融市場が開かれていることが理由です。
なので購入する時は為替変動の少ない10時〜15時の間で利益計算と購入をすると誤差が少なくなります。
また購入する時のレートは購入時の現在レート+5円で計算すると上乗せされた為替レートと近似値になります。
保険・関税について
意外と大雑把にやってしまいがちの保険と関税計算ですが、
・しっかり計算式に当てはめて計算する方法
・正確な値が出るまで概算値で計算する方法
の2種類があります。
利益計算をする上ではしっかり計算をする方をおすすめしていますが、一つ一つ計算すると時間がとてもかかってしまうため以下の計算式に当てはめて概算値を出して正確な金額が出てきてから算出し直すという形を取られても構いません。
(商品価格+送料) × 10%
国内の輸送費用について
意外と忘れがちなのがFBA倉庫へ送る国内送料です。
倉庫へ送る段ボールの大きさにもよるので一概に幾らとは言えないのですが、
平均すると100円前後に収まるので「100円」で計算しましょう。
カテゴリー手数料について
カテゴリー手数料が10%なのか15%なのかで利益率も5%前後異なってきます。
仮に5000円で販売できる商品だったとして、
手数料が5%変わってくるとそれだけで250円の差が生まれます。
カテゴリ手数料は事前に「FBAシミュレーター」で調べられるので必ず調べておく癖をつけましょう。
目次 1 本講義2 補足テキスト2.1 商品代金の入力2.2 出品手数料の確認2.2.1 【Amazon販売手数料 カテ…
固定概念を持たないこと
今回の固定概念を持たないことがどういうことかと言うと、
「販売先は〇〇だけ」
「仕入先は△△からだけ」
といった具合に視野を狭めてしまうことを指しています。
例えば販売に関して言えば、1カ所だけしか販売先や購入先を決めない場合は
何らかのアクシデントが起こったときにトラブルになる危険性が非常に高いです。
例としていくつかあげてみましょう。
①仕入れ先を1カ所に絞ってたところ、他の販売ルートからの仕入れが安くなりライバルセラーが激増して薄利になった。
②販売先をAmazonだけにしていたら真贋調査によりアカウントが停止になって商品販売が停止してしまった。
①、②共に複数の仕入先や販売先を持っていれば回避できた問題です。
仕入れ先を常に探す癖をつけることが重要ですし、
販売先はAmazonに限らずヤフオク!やメルカリといった他販路で販売することも忘れてはなりません。
特に販路の問題は重要でプラットフォームごとに販売手数料が異なるため需要にもよりますが、手数料の低いプラットフォームで販売することも固定概念から脱却するいい機会であると覚えておきましょう。
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自己の行動管理
赤字を出さないためには自分の行動についても客観的な視点で捉える必要があります。
なぜ客観的な視点で自分の行動をとらえる必要があるのかと言うと、
利益率や販売個数といったデータを基にして行動する根拠となるからです。
主観で自分の行動を捉えると、
「〇〇は夏にかけて売れそうだから△△個仕入れよう」
「××は赤色が売れてるから黄色も売れるだろう」
といった形で自己の推測が入り込んでしまいます。
この場合データに基づく根拠がないため成功する確率が低いことが言うまでもなくわかると思います。
『自分の行動を客観的に捉える事=データに裏付けされた数値を基に動く』
と言うことなので赤字を出したくなければ客観的事実に基づく行動をとるよう心がけましょう。
また時間管理に関しても徹底することが重要です。
だらだら作業するよりも時間を決めて行動する方が成果が上がりやすいため、
細かなタイムスケジュールを作るなどの行動促進をするようにしましょう。
目次 1 補講授業2 補足テキスト2.1 作業時間管理の心得2.2 作業時間の創出と活用法3 物販全般における時間軸の考…
まとめ
今回は「赤字を出さないために心がけること」について3点紹介させていただきました。
どれも初心者だけの問題ではなく、ある程度経験を積んだ中級者以上の方でも陥りやすい問題です。
初心者の方は「1円にこだわった利益計算」と「固定概念を持たない」、中級者以上の方はある程度成功してきた実績があるため「自己の行動管理」が少し甘くなる傾向があると私個人は感じています。
3点について再度復習してズレが出てきたら修正するよう癖をつけてもらえればと思います。