本講義




あと3つ良いとされている条件があるのですが何だと思いますか?
よくわからないです。


輸入の際には小さい、軽い、壊れにくい、高単価の品を選ぶ必要があります。
これは後日の講義で取り扱う内容なので詳しい説明は省略しますが、
小さくて軽いものを選ぶ理由は品物を航空便で運ぶ送料を安く抑えるためです。
また壊れにくいものを選ぶ理由としては、
輸送中の破損リスクを極力抑えてクレームを受けにくくするためです。
単価が高いものは、利益率が低くても利益が出るケースが多いためといえます。
例外はもちろんありますが、基本的に商品を選ぶ際は、
この4つの条件に該当しているものを選ぶといいと思いますよ!

その品物を買おうとするときに気をつけるべき点がありますがそれは何だと思いますか?


確かに並行輸入と記載のある品物を取り扱う事は商品リサーチの最も基本的なことだといえます。
他にもリサーチに役立つキーワードと注意点があるので補足テキストで確認してくださいね!


補足テキスト
今回の講義では、仕入れるべき商品の3つの特徴と基本的なリサーチキーワードについてのお話でした。
仕入れる時に考えたい4つの条件
基本的には小さい、軽い、壊れにくい、高単価の品を取り扱うことが最初は大切だと思います。
日本とは異なり、海外の物流における商品の取り扱いははっきり言って雑です。
私自身取り扱った品物の箱が潰れていたor破損していたケースが何度もありました。
おそらくぎゅうぎゅうに荷物を詰め込んだか、
商品の段ボールの上に重い荷物を置いたか、投げたかのどれかかとは思いますが…
ですので取り扱う品物は4つの条件を満たしているものを軸に考える必要があります。
輸入に慣れてきて送料等を安く抑えたいといった理由等がある場合においては、
重量の重い物を取り扱ってボリュームディスカウントを狙うという戦略もあります。
※ボリュームディスカウントを狙うのであれば以下の講義を参考にしてもらえればと思います。
当然先に記載した通り大きいものや壊れやすいものは日本国内の送料が割高になったり、
輸送中に破損して狙った利益が取れなくなるといった危険性もあるためおすすめはしていませんが、
他のライバルも同様のことを考えていることで取り扱っている人が少ないなどのメリットもあるため、
さじ加減をつかんでからそういった4つの条件を満たさない品物を取り扱うというのも戦略の1つです。
また扱う品物が多くなってきてからは輸送手段に船便などが加わるので、
大きいものを取り扱うことも選択肢に入ってきます。
とにかく初心者は4つの条件を軸に商品リサーチをしていきましょう。
※輸入ビジネス初心者でも儲かる商品の特徴を以下の講義で解説してますので参考にしてみてください。
上記したように日本の配達とは異なり、輸入してくるものは丁寧に扱われることが少ないです。
そのためトラブルになることは輸入の回数が増えるにつれて遭遇する機会というものが増えてきます。
箱が破損=新品でないという認識が強い日本では、
商品のカテゴリーごとにクレームになりやすいかが一定のライン引きがされている印象を受けます。
※Amazonで出品販売するならコンディション状態を正しくつかむことも
必須のスキルになるので以下の講義で確認しておきましょう。
リサーチの時に使いたい基礎キーワード
講義中の中でもでてきましたが、基本的に取り扱う品物は並行輸入品という括りの中にあるものです。
並行輸入品はそうした国内の販売代理店を通さずに別ルートで仕入れてきたもの全般を指します。
並行輸入品/並行輸入
輸入ビジネスを始めるに当たって、最も初めに検索するであろうキーワードです。
全ジャンルにおいて見つかる可能性があります。
具体的な使用例としてはAmazonの検索窓に直接並行輸入品と入力しても良いですし、
気になる商品を見つけた場合、商品名+並行輸入品と検索してもOKです。
【手順①】検索窓に指定のキーワードを入力します。今回は「並行輸入品」と入力。
【手順②】検索結果が出るのでリサーチ開始
と手順はいたって簡単です。(検索方法はほかのキーワードでも同様です。)
北米・輸入版
主にゲームソフトとBlu-ray/DVDの商品を探すときに使っています。
北米はその名前の通り北米生産の商品なのですが輸入版の商品には注意が必要です。
輸入版なので範囲は広いですが大抵ヨーロッパの品物です。
自分も輸入を始めた当初北米版ではなく輸入版を仕入れてしまったことがあったので、
同じ轍を踏まないように気を付けてください。
以下の講義に北米版と輸入版の違いについてや、
リサーチの注意点を詳しくまとめてあるので一度しっかりと確認してみてください。
import
主にBlu-ray/DVDの商品を探すときに使っています。
並行輸入よりライバルは少ないですが、
自分だけが見つけても他のセラーに見つかるのは時間の問題です。
Blu-ray/DVDの全巻セットが見つかることが多いです。
逆輸入
主に腕時計で検索ヒットすることが多いです。
以前はカテゴリー規制にかかっていたのですが、
今は規制が解除されており扱いやすい商品となりました。
しかしノーブランドの時計ではなく有名ブランド(SEIKOなど)の品が出品されているため、
小売仕入では少々利益が出る品物を見つけるのは至難の業かもしれません。
pal/ukなど
これらのキーワードはヨーロッパからの仕入れを行う際の品物を見つけるときに使います。
米国からの輸入に慣れてきたら次は欧州からの輸入を始めましょう。
やり方等は以下の講義を参考にして学習していただけたらと思います。
palはヨーロッパなどで主に採用されている映像方式のことを示します。
日本や北米とは映像出力のコードが違うとどこかで記載しましたがこのことです。
出力コードの関係のある品物なので主にBlu-ray/DVDの商品が見つかります。
「ukなど」となっているのは探したい国によって検索の言葉が異なるからです。
※例えばドイツだとde、フランスだとfr、イタリアだとitとなっています。
具体的なブランド名を用いる
商品を探すのに慣れていくと上記のようなキーワードではなかなか商品が見つからないことがあります。
そのようなときは具体的なブランド名で商品リサーチをすると、
ライバルの少ない商品を見つける機会が増えます。
例えば有名ブランドである「MATTEL」と検索してみます。
すると当然のごとくMATTEL製品が列挙されます。
※ブランド名のみでの検索の場合、
正規品の商品ページも一緒に表示されてしまうため出品の際には注意が必要です。
今回はカテゴリー検索を「すべて」で行いましたが、
MATTELは「おもちゃ」や「ホビー」のカテゴリーでの出品が多いため、
探しているブランドの得意とするジャンルでの検索をすることが必要不可欠です。
また商品を検索するときに上記した並行輸入などのキーワードを組み合わせるのも有効な手段です。
他のライバルがあまりいない商品は総じて複合キーワードを用いているので、
リサーチをしていきつつ複合キーワードをためていくことでリサーチの幅が広がります。
まとめ
キーワードは今回紹介したもの以外にも無限にあるため、
メーカー名や商品名といった自分だけが知っている商品があればライバルを出し抜くことが可能です。
商品リサーチはやればやるほど精度が上がるので泥臭く取り組むことが大切です。
ぜひ紹介した方法で取り組んでみてください。
もし商品リサーチに行き詰ったときは以下の講義を参考にしてもらえると改善策が見つかると思います。
手を止めることが最もやってはいけないことなので苦しくても頑張りましょう。
苦しんだ分だけいい結果が待っています。
・キーワードリサーチはリサーチの基盤であるので粘り強く取り組む
・キーワードは無限にあるので自分の知っているニッチなキーワードを見つければライバルに差をつけられる